Thinking like an investor

自分の思考の整理と記録のために始めました。ご意見は大歓迎で、特に小生と異なる見方は傾聴に値します。

経営者の発言から考える〜その2 大原氏〜

premium.toyokeizai.net 個店経営を貫いてきたことが成功の背景にあると大原CEOは語っている。 当社ですら個店経営を継続するのは非常に難しい。会社の規模が拡大すればするほど、変化に対応するのではなく、昨日と同じことを踏襲したくなる。 19年3月末で…

投資家としての心構え その2 〜Why Study Cycles ?〜

再びHoward MarksのMastering Market CyclesのWhy Study Cycles ? から引用したい。 What is a investing, its simple to define the task: we assemble portfolios today that we hope will benefit from the events that unfold in the years ahead. For p…

投資家としての心構え〜Howard Marks〜

投資家として自分が日々重要だと感じている心構えをHoward MarksのMatering the Market Cycleという書籍の導入チャプターから引用したい。 A view on how markets work is important—you should have one before you set out to invest, but it must be adde…

場としての実店舗の価値について考える〜その1〜

jp.wsj.com ベイン・アンド・カンパニーの集計によると、2018年の空港内の売上高は前年比で7%増えた。これに対し、デパートの売上高は4%減、市街地の直営店舗は横ばいだった。空港の売上高を上回ったのはオンライン販売のみだった。 世界的な観光旅行ブー…

経営者の発言から考える〜永守氏〜

www.nikkei.com 経営者は景況が少し悪くなってもすぐよくなると思いたいものだ。 経営者が陥りやすいバイアスをよく理解していると思う。経営者も人間だ。人のインセンティブも色々だ。投資家として経営者の発言を吟味していく上では心に留めておくべき事項…

投資家として考える〜その1〜

どう市場に対峙するか? 株式市場は情報を織り込む素晴らしい仕組みを持っている。投資家の心配や期待は株価に確りと織り込まれていることがほとんどだ。市場は完璧ではないがそこまで愚かではない、という謙虚な姿勢で市場と向き合いたい。 どんな会社に投…

Where are we in the cycle ? ー Japanese machinery space

「中国の内需は底堅い。日本国内も下支えし年間受注額は業界団体推計の1.6兆円を上回りそうだ」 「19年の受注額は1.3兆円で18年実績比で3割ダウンとみている。問題は米中貿易摩擦ではなく、景気サイクルが後退局面に入ったことだ」 中国向けの受注は「7月以…